こんにちは。黒部藩すたっふスズです♪
昨日、黒部講座のページに『魅力ある舞台で野外フェスを!』という記事がアップされました!!
これは、19年振りに黒部の宮野山運動公園にて復活する野外フェス・ホットフィールド実行委員長の車谷雅人さんにお話しを伺ったものです。
ここでは記事に載らなかった、でも印象的なお話を少ししたいと思います。
車谷さんが最初に富山でも野外フェスをやりたいと考えたのはまだ2005年東京在住時代。
地元にいても大変なのに、地道に東京の富山県人会や行政などに働きかけつつ、SNSやTV・新聞等で募集し、自分の意思で集まった仲間と共に前身となるエンドレスサマーin茅ヶ崎を開催。
(ちなみに、この“自分の意思で”というのがポイントだそうで、頼まれたりしてやると、どうしてもやらされてる感がでてしまうのだそう。)
その後、ホットフィールドへと着手されるのですが、すぐさまイベント本体の準備をするわけではなく、まずは北陸内のフェスや他のイベント、さらには会場となるべきふさわしい環境などをリサーチしたそうです。
こうして日時や場所が決まり、そこからやっと具体的な準備に入られたとか。ここまでですでに7年の歳月が!!
しかしここからが本番。
一番大変だったのは出演交渉だったとか。
有名だったり、とりあえず空いてるアーティスト・・・では当然納得されず、流れやこの会場で盛りを想像しながらアーティストの方々に依頼されたそうです。
それは実行委員ではなく、あくまでお客様が求めているものだと考えてのこと。
なぜならこのフェスが、ただのローカルイベント(野外コンサート)ではなく、全国の同クラスのイベントで最強(野外フェス)を目指すという高い志があるからなのです!
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さて、さらに印象に残ったもう一つの側面をご紹介。
野外フェスは、ライブのみではなく、全国から集まった方々にその土地の魅力を味わってもらえるチャンスでもあります。
今回、実行委員の特徴として、若いサラリーマンの方も多いとのこと。これまで、まちづくりなどに参加する機会のなかった層です。
しかも、それが富山全域+全国から集まったのです!!
開催は黒部ですが、宿泊や食事、合間に観光なども考えると、それは富山県全体での話になります。そしてお客様は、県外からもたくさんいらっしゃいます。
もし、スタッフが黒部の人間だけなら、もしかしたら地元の思いを押し売りする形になっていたかもしれません。
それが、各地から集まった人々が、それぞれの地域からみて求めるものを出し合い、どの地域にいても疎外感がないよう常に情報共有をしているとのこと。
本当に目からウロコで脱帽です
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そんな苦労もきっと当日の盛り上がりで吹き飛ぶことでしょう♪
普段、あまり音楽やフェスなどに触れる機会がない方でも、きっと熱い思いは伝わると思います!!
ぜひ参加してみてくださいね~
【ホットフィールド2012】
2012年8月25日(土)・26日(日)
開場:両日共に9:30/閉場:両日共に22:00
宮野運動公園(黒部市宮野44)
●25日入場チケット 前売り6,000円(当日7,000円)
●26日入場チケット 前売り6,000円(当日7,000円)
●両日通し入場チケット 前売り10,500円
※場内駐車場は有料です。
※会場内でのキャンプには、別途チケットが必要です。
※チケット取扱店等は、公式ホームページでご確認ください。
ホームページ http://hotfield.jp/